私の美容家としてのスタートは、美容が好きだったから、意識が高かったから。というものではなくて、

じつは、

「お金のため」でした。

22歳で結婚し、主人の家族と同居しながら、年子2人の子供を授かりました。

が、主人は生活費を入れない人でした。

家計を稼がないとと、2人の子供を抱え、内職をして働きましたが、到底お金が足りず、私は困り果てました。

そこで始めたのが、出張エステと化粧品販売を行うメーカーエステティシャンの仕事でした。

子供たちが幼稚園に通っている間だけの時間を利用し、必死に走り回ってエステの仕事をしお金を稼ぐ毎日でした。

が、日々追われる家計に、お財布残金10円となり、疲れ果てて離婚しました。

その後はおうちサロンで生計を立て、数年後に再婚して3人目の娘が生まれました。

今の主人はとても理解があり、私を応援してくれるので、お家サロンからお庭サロンにステージアップすることもできました。

日々サロン活動をしながらも、エステティックを極めるための勉強と資格取得を続け、国内最高資格を取得後にエステティック業界の中枢とも言える（一社）日本エステティック協会の神奈川県代表になりました。

自身の苦しんだ経験から、手に職をつけて自立・自活できる女性を育てたい！とエステティックスクールを開講しました。

サロンもスクールも順調に進んでいたある日、突然手の痛みに襲われました。

手が真っ赤に腫れあがり、痛い。

どんどん施術が出来なくなるという恐怖の中、コロナウイルス感染症の流行により、サロンもスクールも閉鎖に追い込まれました。

そこでオンラインを使って、肌の相談に乗る毎日から、今までならなかった、全国各地のお客様にも出会え、綺麗にしてあげられる喜びを感じ、オンラインエステが形作られていきました。

そうすると、今までよりプライベートの時間が増え、手が痛くて施術できない私でも美容の仕事ができる。

身体を酷使せずに安定した収入を得られることを実感しました。

この働き方なら育児中でも、年齢を重ねても、施術できなくなっても、どこでも誰でもできると確信し、今までの私の積み重ねてきた知識や経験、ノウハウをすべて伝え、オンラインエステを多くの人に届けたい！という想いから、『オンラインエステティシャン養成講座』を始めました。